(例え話)カレーを食べる仕事から学ぶ私の思考回路
今回は「カレーを食べる」という架空の仕事を用意して
普段、私がどんなことを考えながら新しい仕事を教えてもらっている書いてみたいと思います。
私=私
Aさん=教育者
太字=私の心の声や解説です
A:はじめまして、教育担当のAです。よろしくお願いします。
私:よろしくお願いします。
A:私さんは、カレーを食べたことがありますか?
私:はい、あります。
A:じゃあ、大丈夫そうですね。じゃあ、いつものようにやってくれた大丈夫なんで。
はいはい、きましたきました。新人教育のあるあるですね。
「だから、まずはやり方教えてくれよ・・・」って思っています。
けっこうあることですよね。教える前に「いつものようにやってください」と言われること。
前職と同じような仕事についたり、梱包作業のような普段から経験してそうなことで
よく言われることです。。。。ですが、たいていこうなります。
私:じゃあ・・・ルーとご飯を皿の上で混ぜてしまう。
A:あ、あ、ちょっとちょっと何しているんですか?
私:え?
A:ルーとご飯は、皿の上では混ぜないでください
「だから言ったでしょ(言ってないけど)・・・先に教えてくれって・・・」
結局、ルールがあるわけです。
A:ご飯をスプーンですくって、そこにルーを乗せるようにして食べてください
私:はい、わかりました。ちなみに、ご飯とルーは、どちらを先にスプーンに乗せるとかありますか?
A:そこは自由です。
先にルールを教えないパターンの場合、山ほど確認することが出てっ来ることがあるので
ここから、私の責めが始まります。
私:スプーンの上で、ご飯とルーの割合はどうしたらいいですか?
A:割合?
私:ええ、ご飯とルーは半々ぐらいの割合で乗せるとかです。
A:あ~そこも自由ですよ。
私:ルーを乗せる場合、ジャガイモだけとかでもOKですか?肉も乗せないとかいけないとか、ルーの部分だけでもいいとか。
A:できれば、具剤をひとつは乗せて欲しいですね。
私:わかりました。あと、この付いている福神漬けを食べるタイミングにもルールがありますか?
A:どういうことですか?
私:いきなり福神漬けを食べてもいいのか、最初の完食してもいいのかとか
合間合間で食べないといけないとか、最後の最後で食べるとか
A:できれば合間で食べてもらって、最後に福神漬けだけを残すのはやめて欲しいです。
このぐらいまで質問をしていると「こいつめんどくさい」と思われるかもしれませんが
私からすると、そう思って欲しいのです。
相手がめんどくさいと感じているということは
相手は、この仕事に対してそこまで考えていないなと判断します。
いつもの一点を多く取る理論からすると
ここで簡単に評価をあげれるな感じます。
もちろん、ここまでのことをノートに取りながらやっているのもお忘れなく。
私:ちなみいこっちのサラダも同じように食べればいいですか?
A:あ~じつは、それなんですけど、私も食べたことがなくて
私:え?
A:普段、ほとんど作られないので、食べたことがないんですよ。
とりあえず福神漬けと同じ感じで食べてもらえればいいです。
こういうこともよくあります。
出来たてホヤホヤの会社でもないのに、職場の人間がほとんどその仕事を
やったことがなく「自分が最初の人になる」ということが
A:で、全部食べ終わったら、水を飲んでいただいて
お皿やスプーンを洗ってもらって終わりです。
これからは、他の方のお皿等も洗ってもらうと思っています。
私:あ、わかりました。
これもあるあるですね。
みんなが嫌だと感じている仕事がこちらによく回ってきます。
(=今回の場合、洗うということ)
こういう時は、大抵しんどい仕事ではなく
単にめんどくさいから嫌だと感じている仕事をこちらに持ってきているだけなので
しんどいと感じることはあまりなく、さっさと慣れて
さっさと片づけられるよう心掛けます。
それは、周りからみて「あれ?、なんかあの人(=私)が、洗う仕事をしているのを見ていると、楽しそうだし、早く終わるよね」と思って欲しいからです。
そうすることで、こちらに仕事を押し付けた人の評価は下がり出します。
「なんであの人に押し付けるんだろう。簡単な仕事じゃないの?」と思い始めるからです。
ここでも1点多く取る理論を活用していきます。
私は、いつもこんなことを考えながら新しい仕事に取り組んでいます。
楽に社会人生活を送るためには、最初の段階で「こいつはやれる」と思わせることが大切です。
それを植え付けてから、手を抜くことを覚えないとだめです。
最初から手を抜くことを覚えると、いざってときに失敗しるのがオチです。
なんとなく、私の考え方がわかっていただけたでしょうか?
みなさんは、どんなことを考えながら仕事に取り組んでいますか?