私が輝く時に、色はなし
私がいた製薬会社での分析の仕事は、基本一人で試験を行うことが多いのですが
サンプルが多い時には数人で行うことがあります。
自分がメインで、誰かに手伝ってもらう時もあれば
自分が手伝う側に回るときもあります。
自分で言うのもおかしいですが、私が輝くのは手伝う側になった時です。
なぜかというと、手伝う側に回った時には私は徹底的に自分を殺します。
自分の色を出しません。
相手のやり方に合わせて、すぐにそのやり方を習得して対応します。
しかし、自分がメインになった時には全く輝いている感じはしません。
それは、説明が下手だからではなく、手伝ってくれる人が自分の色を出しくるからです。
人の仕事を手伝っている時に、自分の色を出し来る人は嫌いです。
とにかく仕事が進みません。
車のハンドルを2人で掴んでいるような感じになるので
車が右に言ったり、左に言ったり、蛇行してしまうのと同じ現象になってしまいます。
周りからしたら、私はメインに置きたいタイプのように言われますが
正直言って、リーダー的な立場で仕事をするより
言われたことを「ハイハイ」言いながらやるほうが、仕事はうまく回ります。
ほとんどの人が、その原因を気づいていないと思います。
昔、こんなことがありました。
サンプル数が多くある人に仕事を手伝ってもらったのですが
2人で仕事をして17:30ぐらいにその仕事は終わりました。
この時、手伝いに入ってくれた人が、別の人と雑談したりで
なかなかこちらの思い通りに動いてくれなかったので
当時のリーダーに「しんどいですけど、明日は一人でやります」と言いました。
結局、自分一人で行って17:40ぐらいに終わらたことがありました。
10分しか変わらない手伝いっていったいなんなんでしょうね。
しっかり動いてくれれば、もっと早く済んだはずなんです。
仕事は定時内に終わればいいわけですがその内容を問題ですよね。
短距離のスピードで走るのでは全く別ものです。
いくら定時内で終わっているからと言って、後者で走り続ければ身が持ちません。
こういう時に、手伝いは必要なのですが・・・
手伝うみなさん、ぜひ自分の色は隠して手伝いに入ってください。
自分の色が凄く邪魔になっていることがありますよ。