派遣社員の自己満足の仕事術

自分を認めてもらうための万人受けしない考え方・仕事術です。

本ブログは、アマゾンアソシエイト及び楽天アフィリエイトの広告より収入を得ています

大量の仕事が来たらラッキーと思え

私のいた製薬会社での化学分析の仕事は

毎日、同じ物を、同じ量だけ分析する。ということはなく

大体1週間単位で仕事が変わっていました。

ひとつ薬に対して、試験項目がいくつかありましたし、その量も変わります。

大衆食堂の調理場に似ているのかもしれません。

うどん、そば、カレー、親子丼、時にはパスタやオムレツまで

仕込み量も日によって違うところもあるでしょう。

それに似ていると思います。

 

だいたい月末になると、来月分の仕事量がわかるのですが

上司から渡された計画表を見て

「私、こんなにできません。誰かヘルプを入れてください」とすぐに訴える人がいます。

冷静に考えて「確かに、その量は多いな」と感じる場合は賛同できますが

「その量は、そんなに多いとは思わないよ」という場合の方が、多かったです。

もちろん、その人の技量は人によって違うのですが

そこを考慮しても「それは多くないよ」という場合が多かったです。

上司もこれを言われると大変です。

全ての人に仕事を振り分けているので、どこかで空きが出る人を探さなくてはなりません。

なぜ、すぐに「無理です。出来ないです。しんどいです。」

と言ってしまうんでしょう。

私なら「あ~この量はしんどいな~、嫌だな~、でもな~、慣れちゃうよね」

と思います。そうなんです。慣れちゃうんもんなんです。

 

慣れるとどういうことが起きるかというと

上司から大量の仕事を振られた時に、「はい、やっておきますよ」と

二つ返事で言えるようになるのです。

片や「できないです。無理です」と言い続けている人は

またしても「無理です。できません。」と返事をしてしまいます。

これが重なっていくと、歴然とした差がついてしまうのです。

たぶん、相乗効果で凄い差がついてしまいます。

 

文句ばかりを言う人には、簡単な仕事しか振られなくなっていきます。

これを「わ~い簡単な仕事ばかりで楽できて嬉しい」と考える人は、

成長できないですし、いつまで経っても評価されることはないでしょう。

 

しんどい仕事をするというのは、評価をしてもらえるチャンスですし

自分自身を高めるチャンスでもあると思います。

結果的にその「しんどい仕事」に慣れることができたら、それは「楽な仕事」に変わります。

 

「しんどい」って言葉、とりあえずで言ってませんか?